monkton*chiccoro
せいかつのこと
ものづくりのこと
おんがくのこと エトセトラ
本好きのはじまり
4月です。
昨日の夜は、雨がざあざあ降って風がごんごん吹いて
桜の花が散ってしまったり、枝が折れてしまったりしないかと心配でした。

でも
大丈夫だったみたい。


今日はあたたかだったので、一気に花が開いたようです。
まだ風は強いけれど、太陽の光はぐっと強かった。


ところで
角田光代さんの本。
一番最近読み終えた「この本が、世界に存在することに」という短篇集がよかったので
ちょっと振り返ってみたら
いつのまにか彼女の本を何冊も読んでいた。(この人の著作数は多い!)
なんというか、びたっと現実にくっついているような表現が好きなのかも。
なんとも肌に密着した感じがするのです。


対岸の彼女 (文春文庫)
対岸の彼女 (文春文庫)
角田 光代


八日目の蝉
八日目の蝉
角田 光代


空中庭園 (文春文庫)
空中庭園 (文春文庫)
角田 光代


この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)
この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)
角田 光代


おやすみ、こわい夢を見ないように
おやすみ、こわい夢を見ないように
角田 光代


草の巣
草の巣
角田 光代


「この本が、世界に存在することに」は
本にまつわるお話を集めた短篇集。
古本屋に売った本を、海外の古本屋で見つけてしまう話や
おばあさんが死ぬ前に主人公にある本を探してほしいと頼む話など
本が好きな人にとっては、どこか身に覚えのあるような話が綴られています。

この本のあとがきエッセイに
「一回本の世界にひっぱりこまれる興奮を感じてしまった人間は、
一生本を読み続けると思う。」と書かれていました。
わたしもまったく同感です。

わたしの一番古い興奮した読書体験は、幼稚園の年長さんか小学一年生の頃。
ピアノの先生がクリスマスプレゼントにくれた「花ものがたり」という本です。
内容はお花にまつわるギリシャ神話でした。
水仙やひまわり、チューリップなどがどうしてあんな形なのか
ギリシャ神話が教えてくれます。

きっと初めての大人っぽい本だったんだろうな。
残念ながら今は手元にないのだけれど、挿絵のいくつかをまだ思い出せます。
家に帰ったらすぐに居間の壁にもたれて、この本を開きました。
「この本はすごくおもしろい!」と両親に真剣に話した記憶もあります。
今までに経験したことのない読書の興奮を誰かに伝えたかったんだと思う。

この「花ものがたり」が、わたしを本好きにしたんだろうなぁー。
本にまつわる話は、わたしにもいろいろあると思う。
ちょっとじっくり思い出してみたい気がしました。







| どくしょ | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画も観たいな。
アカデミー賞受賞、すごいね。
シブがき隊だったのになー。もっくん。
かっこいいです。
短篇アニメの監督の「ありがとう、ぼくの鉛筆」というコメントもすてきです。
ほんとにそんな気持ちなんだろうな。

さて、作品賞を受賞した
「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)。

ぼくと1ルピーの神様
ぼくと1ルピーの神様
ヴィカス・スワラップ,子安 亜弥

これは去年読んだ本です。これが原作。
インドの熱気がむんっとする小説で(行ったことないけど)
インドの匂いや、人いきれ、湿度なんかが身近に感じられ
しかもお話はとてもスリリングでおもしろい!
読みながら映像がどんどん浮かんでくるようなお話でした。

これぞエンターテイメントってな作品で
この原作があれば、映画は簡単に、、、。と思ってしまいます。が、
それでもインドに行ったことのない私は、
現地ロケのこの映画を観てみたいなぁーと思うのです。

しかし、今まで小説と映画が両方作品としてある場合
少なくともわたしのなかでは、映画が小説を超えたことはないと思われます。

どうなのかなー、こちらは。
だから余計ちょっと観てみたいのです。






| どくしょ | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
イシイさんとチェーホフのユモレスカ!
ああ、暑い。
梅雨がどこかへ去っていったのでしょうか?

昨日は、ふみよさんと吉祥寺へ。
いろいろ話して、あっという間に夕方。。。

帰りがけに本屋さんで買いました。↓これこれ

チェーホフ・ユモレスカ-傑作短編集 1 (1) (新潮文庫 チ 1-4)
チェーホフ・ユモレスカ-傑作短編集 1 (1) (新潮文庫 チ 1-4)
チェーホフ,松下 裕

わーい!
みなさーん!イシイさんのお人形が表紙ですよー!

金曜日に会ったばかりの、左端のおじさん。
本屋さんでどさーっと平積みになった
見知った顔を見つけると、とっても不思議な気持ちがしましたよ。

今日は、暑いけれど窓をがーっと開けて扇風機を回して
ピアノの曲を楽譜におとしたり
練習したり。

とちゅう、やっぱり眠くなった。
子供のころから、ピアノの練習中によく寝ていたらしい。

そういうのは、大人になっても変わらないんだなぁ。









| どくしょ | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
猫、やさしい町田さん
猫のあしあと
猫のあしあと
町田 康

私はペットとして、猫も犬も飼ったことがありません。
飼ったことがあるのは小鳥と九官鳥です。

でも、犬がとても身近だった時期があります。
学生の頃京都でアルバイトをしていた時に
アルバイト先の雑貨屋さんで犬を飼っていて
私は、雑貨の販売の他に、その犬の散歩の係も兼ねていたのです。
雨の日も、風の日も、賀茂川の土手を
いつも一緒に散歩していると、気心の知れたともだちのような気がしました。
呑気なアルバイトで、犬の散歩に一時間くらいかけてたっけ。
犬も楽しかっただろうけれど、私もとても開放的で楽しい時間だった。

犬ってば、どちらかというと陽気で、呑気で、アホで、賢いので
そういうところが、好きでした。
雨に濡れたドロドロの足で
はぁはぁ行ってダッシュしてきて、ばあっと抱きついてきたりして
「もおおおおおお!」と思うのだけど
でも、犬の顔を見ると、呑気に舌など出して笑っている。
だから「ううう、、、ま、いいか」という気持ちになって
どろんこの洋服を、薄ら笑いを浮かべてぬぐってみたり出来たのでした。

でも、この「猫のあしあと」を読むと
ふーん。猫もかわいいな。と思うのです。
そうして、エッセイの最後の方では、
作者と一緒に涙をポロリと落としてしまいました。

動物を飼う、ってことは
命を預かることだ、と作者は言っています。
ほんとだよな。
自分では「痛い!」と言ったり、
病院に行ったり出来ない、犬や猫たち
そばにいる人間が責任を持って命を預かるのだ。

この本を読むと
町田康さんが近く感じられる。
いつもふざけてばかりの文面で人を惑わしてばかりいるけれど
やっぱり思った通り
ロマンチックで、真面目で、小さきもの、弱きものに優しい人だった。



出典はこの本ではないけれど「フォーク並び」に、私は大賛成です。








| どくしょ | 18:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
ペグの音/読みたい本がいっぱい
今日はあたたかな一日でした。
でも夕方また風が強く吹いて、ばたんばたんと音がしています。

ペグドールをアップして、たくさんのお客様に
monktonのショップにお越しいただいていて、うれしいです。
ありがとうございます。
これからも、少しずつですが作り続けていきたいと思います。

今日は、さっきまでギターを弾いていました。
実はペグドールに使っているペグ、たくさん買った中には
表面が削れていたり、ささくれだっていたりで
使えないペグもあるのですが
それを、束にしてぶら下げて、楽器を作ってみたのです。
これが、やみつきになるようなイイ音がして
からんからん、というかかたかた、というか、
波打ち際みたいな音がします。
ずーっと耳のそばで鳴らしていたくなるような音なのです。

その音を録音して、それにに合わせて、ギターを弾いていたら
曲が出来てきたので、それを練習していました。
弾いている自分が眠くなるような曲が出来たと思います。

ペグの音と、ギターの音を合体させて、曲が完成したら
「はなうたサーカス」のブログか、こちらでアップして
お聴かせできればと思います。



ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を
トルーマン・カポーティ

また訳したのね。
随分昔に、既出の「ティファニー〜」は読んでいるのですが
村上春樹さんが訳したら、これ、また、読んでみなくちゃいけなくなります。
でも、そろそろ次の新しい小説が読みたいなぁ。
年を重ねた村上さん、次はいったいどんなお話を読ませてくれるのか。。。
「アフターダーク」があまり好きじゃなかったから、期待と不安が入り交じります。


フォトグラフール
フォトグラフール
町田 康

書店に行って手に取った訳ではないので、どういう本かわかりませんが
もしかして「爆発道祖神」みたいな本かも、と期待。
はやく本屋さんに行きたいな。


また会う日まで 上
また会う日まで 上
ジョン・アーヴィング

実はすでに買ってあって、本棚に寝かせてあるのです。
彼の物語はいつも長いので(今回も分厚い上下刊)読むには、心の準備が必要。
ゆっくり落ち着いて、どっぷり浸かって読みたいので
その日が来るのを待っているのです。



monktonのHPはコチラです







| どくしょ | 19:24 | comments(2) | trackbacks(0) |
アメリカ
アメリカ。。。アメリカって国を
わたしはあまり好きではありません。
我が儘だし、好戦的だし、押し付けがましい。

でもそれと同時に
アメリカのことを
すごく好きになったりする。

馬鹿げた映画もいっぱい作っているけれど
小粒ないい映画もいっぱい作っている。
好きな小説家もいっぱいいる。
音楽だって、ロックやジャズが生まれたところです。

こうして好きにならずにいられないところもあるのです。

ナショナル・ストーリー・プロジェクト
ナショナル・ストーリー・プロジェクト
ポール・オースター, 柴田 元幸

この本は、以前にも一度図書館で借りて
読んだのですが、また読みたくなって借りた本です。

アメリカの小説家ポール・オースターが、ラジオの番組で
「人に話したい自分の物語」を募集しました。
すると、予想を遥かにこえる、いい物語がたくさん届いた。
ラジオで放送するだけでは追いつかないほど。
そして彼は、その中の179の物語を本にまとめることにしたのです。
それがこの本。

この中には、アメリカのさまざまな時や場所からの声が詰まっています。
不思議な話や、うなる話、悲しい話、嬉しい話、感激する話などなど。

二度読んで思った事です。
私がこの本が好きなのは、人間を改めて好きになれるからかも。
戦争をおこしたり、他人より自分!と主張したり、そんなアメリカという国より
その中に暮らす人たちが、どんなに魅力的で素晴らしいかを教えてくれるからかも。
そして、それがわかると、人間ってまだまだ大丈夫だ。と思えるのです。
マクロよりミクロが見えて、嬉しくなるのです。きっと。

ひとつひとつの物語に耳を傾けていると
ひとりひとりから直接語りかけられているような気がしてきます。
すてきな本です。ほんとうに。


ところで、そんなアメリカから、
ペグドールに使う「ペグ」が少し前に到着しました!
いま、注文をいただいていた分を一気に作っているところです。
ふたたびペグドールを作れる喜びに、自分でも驚いているところです。
気付くと「たのしい」と、ひとりごとを言っていました。

monktonのサイトにも、できしだいアップしたいと思っています。
おもいっきり春めいた軽やかな子たちをお楽しみに。



ペグドールはこんなんです。









| どくしょ | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
うまれる音、ひさしぶりの少女漫画
毎日、数時間ずつ音楽作成ソフトおよびシーケンサーのQY300で遊んでいます。

はなうたサーカスの曲を作る時は、
合奏用なので、使用している楽器(リコーダーやアコーディオンなど)の音色で
曲を作っていくのですが、
演奏する目的ではない曲を作るときは
自分では吹けない楽器や弾けない楽器も使って
曲を作っています。

でも、シーケンサーの音源の大部分を占める電気っぽい音は使わないかな。
フルートだとかシロフォンとかの音色を使ったりしてます。
とても楽しい。



ビッグ・サーの南軍将軍 (河出文庫)
ビッグ・サーの南軍将軍 (河出文庫)
リチャード ブローティガン, Richard Brautigan, 藤本 和子

ブローティガンは、ほんとに好き。
隅々まで好きです。藤本さんの翻訳もいいんだろうな。
ずーっと読んでいると、自分も行った事のないビッグ・サーにいて
蛙の声を聴いたり、太平洋岸の砂の上に寝そべったりしている気がしてたのに、本から顔を上げた時、日本の自分の家にいて、ちょっとびっくりしました。

駅から5分 1 (1) (クイーンズコミックス)
駅から5分 1 (1) (クイーンズコミックス)
くらもち ふさこ

こちらは、久々の漫画購入です。
いやぁー、くらもちふさこさん、長い間読んでなかったけれど
変わらず素敵でした。
どうしてこんなに、女子の気持ちを表現するのが上手なのでしょうか。
女子って、一日の中で、他人にとっては本当にどーでもいい時間が
とても大切な時間であったりするのですが、
それをすくい取るのがうまい!
このお話は、私の大好きなクロスストーリーで
(映画の「マグノリア」や「アモーレス・ペロス」みたいなの)
ストーリーとストーリーのかすかな重なり具合も
奥行きがあって、うっとりします。







| どくしょ | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
ほんとにほんとに本が好き、ひだまり読書
秋はやはり読書の季節だと思う。
わたしは年がら年中読書しているのですが、それでも
やはり秋は本を読むのに、ぴったりの季節だと思います。

夏にクーラーのきんと効いた喫茶店で本を読むのも好きだし
春に公園に行って本を読むのも好き。
冬にこたつで、も好き。

でもやっぱり、今日のような
窓辺のひだまりが、格別気持ちいい日に
おいしいお茶など飲みながら
本を読む。。。というのは、至福すぎます。
働きに出るのをやめてよかった、、、と思ってしまう。

なんでこんなに本が好きなんだろう。
世の人々は、みんな本が好きなんだ、と当然のように思っていたら、
ぜんぜん読まない人だっているんですね。
小説は嫌い、という人もいるし。
わたしは、作家の好き嫌いはあるけれど
How-to本とビジネス書以外なら、興味の赴くままにだいたい読みます。



そして、好きな本(人生の一部になったような本)は何度も読みます。
「そうだ、そろそろあの世界に行くかな」と
旅行気分なのかな、そんな感じで。

それぞれの作家が持つ独特の文体にひたりたい時もあります。
その人の書くリズムや、言い回し、文字の使い方、そんなものに
どっぷりと身を預けたい、と思って再読することもあります。

この季節になると、自分の本棚の前で
「おお、この本、久しぶりだなぁ。」と手に取って
そのまま何時間も過ぎてしまう、ということも多くなります。
そんな余裕がゆるされる雰囲気が、秋にはあるのかも。

いいですね、秋。
食べ物もおいしいしね。




| どくしょ | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
豆腐とネギの間に
今日は、ご注文いただいた方々に発送しました。
今回は新しいアイテムのラッピングだったので、
どうやったらかわいくできるか、ああでもない、こうでもないと
こちょこちょ作業しました。これもまた楽しい時間。

私の作業部屋には、いろんな材料があふれていて
「そういえば、あんなものがあったな」とかって
思いついたものをひっぱりだしてきたりして
思い通りのラッピングができあがりました。
お買い上げいただいた方々、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

さて、郵便局の帰りに、
またまた図書館に予約しておいた本が届いたので
行って、借りてきました。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一

これも新聞の読書欄を読んで、予約した本です。
どーです?おもしろそうでしょう!?
はやく読みたいなぁ!!

スーパーで夕食の材料を買って
豆腐とネギの間に
「生物と無生物のあいだ」をはさんで
わくわくしながら帰ったのでした。



ハンドメイド雑貨monktonへいく?







| どくしょ | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
とつぜんの台風
昨日の夜のニュースで
台風ができたってききました。
でも、そんな急にやってくることは
あんまりないので
たいしたヤツじゃないだろうと、
そんなふうに思っていたけれど
案外、
ふつうに
台風の天気になっていて
おどろいています。

また窓に顔をくっつけて
台風を見物しています。音もいいのね。

先日、図書館から、8月に予約した本が
やっと順番が回ってきたよ、と連絡がありました。

ぼくには数字が風景に見える
ぼくには数字が風景に見える
D. タメット, 古屋 美登里

サヴァン症候群やアスペルガー症候群の人のことをご存知ですか?
わたしもご多分に漏れず、はじめての知ったのは
映画「レインマン」からです。
そのあと、何度かテレビで特集をやっているのを見たり。

ダニエル・タメット君は、サヴァン症候群の一人。
数字が色や形を伴ってあらわれたり、アルファベットにも色があったり
そんなふうだから、数学が景色みたいになってあらわれて
すっと答えが出てくるのだそうです。

今、まだ読んでいる途中で、
彼の子供時代のところを読んでいるのですが
彼の両親の、そおっとした愛情が、ずううっとバックに流れていて、
そこがたまりません。
きっと彼がその愛情に十分気付いているから、何も書いていないところにも
その愛情が描かれているんだろうとなぁ、と思いながら読んでいます。

たまに窓
そして本
風の音




| どくしょ | 15:40 | comments(0) | trackbacks(0) |

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